ぱぱんアワード2021

年末にかけて若干マシにはなったコロナ禍。
久々に遠方への取材を始めた途端、今度はオミクロン株ときた。
結局今年も昨年同様、例年の1/3以下の取材量となった。
厳しい状況はまだしばらく続きそうだが、光明は見えた気がする。
今年のパン業界は、マリトッツォブームに沸いた。
あまり取材ができてない中、かろうじて二つほど食べたが、どうやろw
もうすっかりお昼はおにぎりに凝っている今年のぱぱんアワードは。

・あまパン部門

ホットケーキパン:ブレーメン
その意外な組み合わせに驚きと喜び。

のりもっちー:サニーサイド
もっちー一門の異端児現る。

・うまパン部門

合鴨ロース:ブーランジェリーオショウ
生タマネギスライスを初めておいしく食べた記念。

トマトとチーズのイタリアンデニッシュ食パン:志津屋
おいしさの法則は永遠にわからない。

・まじパン部門

クロワッサン・プレーン:New Bird
専門店の自信と誇り。

今年もノミネートのラインナップが薄いが、ぱぱんアワードはこちら。

のりもっちー:サニーサイド

どれもおいしかったが一口目のインパクトが一番強かった。

今年もショップアワードは取材不足で該当なしだが、

ニッタベーカリー(2018)
ブーランジェリーショー

ブーランジェリーショーとニッタベーカリーに、三姉妹特別賞を差し上げたい。
今年訪問したブーランジェリーショー、なんとオープンの直前にもらい火で店舗が全焼してしまったのだ。
愕然とするオーナーを鼓舞したのが、三人の娘さんだそうだ。
ニッタベーカリーも、亡くなったお父さんの後を継いで三姉妹で新店舗のオープンにこぎつけた。
その三姉妹パワーに今年のぱぱんショップアワード特別賞を贈りたい(何もないけど)。

今年もおいしいパンをありがとうございました。
来年も全集中でパン食います(古

ぱぱんアワード2020

パンを取り巻く環境だけでなく、日本が、いや世界がえらいことになってしまった。
恐らく、というかもう調べるのも怖いのだが、このコロナ禍で店を畳んだところも多いに違いない。
コロナに加えてレジ袋有料化もかなりの影響を与えた。
来年もこの厳しい状況は続くだろう。

・あまパン部門

ブリオッシュ:キョウトケイゾーベーカリー
正統派ブリオッシュ。

サンライズ:マスヤ製パン所
日本一のメロンパン間違いなし。

・うまパン部門

ビッグチーズ:アルティザン
チーズ好きなら即買い。まさにチーズでできたパン。

ごぼう豚饅パン:セイジツベーカリー
まるごと豚まんのパン。もうパンは要らないw。

・まじパン部門

パン・ド・ミ:アルティザン
さすがは神戸。アルティザンは2品ノミネート。

2020年今年のぱぱんアワードは、

サンライズ:マスヤ製パン所

この写真を見るとあの味が蘇る。
今年一年いろいろ厳しかったが、日本一のメロンパンに出会えた幸せを噛みしめたい。

今年のぱぱんショップアワードは、このコロナ禍でがんばっている全てのパン屋さんに捧げたい。
マスクとアルコールでがっちり防御して、さあみんなでパンを買いに行こう。

今年一年ありがとうございました。
もちろん来年もパンを食べ続けるで。

ぱぱんアワード2019

今年はほんとにいろいろあったので、正直パンどころではなかった。
しかしなんとか乗り越えたと思うので、来年はもうちょっとがんばってみたい。
年々訪問数が少なくなって、整理の時間もあまり取れていないのが正直なところだ。
31日も残り僅かなので、早速2019年のアワード発表といこう。

・あまパン部門

桜あんパン:ブレーメン
造形、味わい、共にほぼ完璧な桜あんパン。

黄金のメロンパン:グランディール
焼きたてを食べたら最後、もう他のメロンパンは食べられない。

シナモンツイスト:たまやベーカリー
シンプルながらも中毒性大。思い出すだけで食べたくなる。

・うまパン部門

クロワッサン:マルホベーカリータカラダ
クロワッサンという名の塩パン。うまいぞ。

コンテ:アルチザナル
チーズマニアも唸る逸品。

カリジュワ!塩パン:小麦の郷
場末のスーパー内ベーカリーの逆転満塁サヨナラホームラン。

・まじパン部門

食パン:イシノウエ
ブームはいずれ終わる。しかしこのうまさは終わらない。

さくっとロール:パンドサンジュ
外見ではわからないうまさを教えてくれる。

クロワッサン:ラフルネ
大阪で五本の指に入るクロワッサン。

さて、今年のぱぱんアワード2019は、

黄金のメロンパン:グランディール

食べた瞬間に衝撃が走った。
グランディールもだいぶ店舗数を広げているようなので、見かけたらぜひ。

今年のぱぱんショップアワードは、

はらぺこサンちゃん

後ろ髪を引かれる店。いろんな意味で。
パンもそうだが、店の魅力、人の魅力というものの重要性を教えてくれる。

高級食パンブームに躍ったパン業界だが、何度も言うがブームはいずれ終わる。
食のブームほど愚鈍なものはない。
私もそんなものに乗るヒマはないので、これからもマイペースで食べていきたい。
令和も続くよどこまでも。

ぱぱんアワード2018

毎年この時期に一気にぱぱんマップの更新をするので、一年でこれだけ閉店していたのかと驚愕至極だ。
今年は特に、未訪問店舗の閉店が相次いだ。
大阪のムッシュシゲやハーバックストゥーベも行かずじまいになってしまった。
大阪はもう仕事がなくなったので遠くなった。
エイトノットベーカリーの今後も気になる(現在長期休業中らしい)。
みやぱんも閉店したのかと思いきやこちらは移転だった。また近いうちに行きたい。
さて京都はといえば、こちらは全然更新できてないorz
あまり新規店舗や閉店は少なかったように思う。
それでも春が来るまでには、ぱぱんマップの黒いところをなくしたいものだ。
さて、若干弾不足の今年のアワードはこれ如何に

あまパン部門
マシュマロチョコ:ブレーメン
小さいながらも魅力がいっぱい詰まっている。

クロワッサンシュクレ:マリーフランス
いや、もうネタバレかもw

さんラスク:パン屋さん。
ここまでクセになるラスクを初めて食べた。

うまパン部門
ベーコンスパイス:eze bleu
豪快な見た目通りのがっつりしたうまさ。

塩ウインナー:ミヤコベーカリー
今年の暑い夏にぴったりだった旨み溢れる逸品。

チェダーチーズ:ブリアンドレ
生地とチーズが見事に調和している。風味も抜群。

まじパン部門
全粒粉バゲット:パンスケープ
今年はあまりまじパンを食べる機会が少なかったが、その分アタリが多かった気がする。さすがパンスケ。

食パンもちもち:松
もちもち系食パンの雄。

クロワッサン:リベルテ パティスリーブーランジェリー
ギリギリ訪問できたが、さすがとしか言いようがない。うまい。

そして今年のぱぱんアワード2018は、

クロワッサンシュクレ:マリーフランス

はい、ネタバレでしたw
もう食べた瞬間に今年はこれ、と決まったほどのうまさ。
こんなぜいたくなあまパンが他にあるだろうか。
中にクルミまで入ってるねんで

そして、今年のぱぱんショップアワードは、

ブレーメン

まず品揃えが圧巻、価格に驚愕、うまさで悶絶。
岩倉を席巻する名店間違いなし。

平成最後のぱぱんアワード、今年一年ありがとうございました。
次の時代はどんなパンがおいしいのか、死ぬまで食べます。


ぱぱん散歩:第3回和歌山パン祭り

毎年恒例(?)になった和歌山パン祭りも3回目となった。
去年聞いていた通り、南海和歌山市駅は駅ビルが工事用のシートですっぽり覆われ、改札も二階から一階に移った。
完成は再来年だそうな。それまでやるかw
今年は、土曜日にスケジュールを調整してもらうように友人には無理を言っていた。
というのも、和歌山のパン屋、とくに名店と呼ばれている店は日曜定休が多いのだ。
第1回第2回と日曜日なので、なんとか土曜日にしてもらえんかと。
でなんとか土曜開催にこぎつけた。
なので最初の三軒は和歌山城をぐるっと囲むように巡る。
車では行きにくい(駐車場的にも)のでどこかに停めようかと相談したら、友人は距離もだいぶあるので車で行ってしまおうと。
まずはマハロターキーから。
大通りから一筋入ったほぼ住宅街に突如現れるハワイw
続いて国道沿いのブリアンドレ。
普段なら交通量の多い通りで路駐など不可能だそうだが、なんとかやりくりできた。
次のミナトベーカリーは駐車場があるので一安心。
歩きで一時間くらいを予定していたのを30分でクリア。
市内から少し離れ、ベーキングガレージハリマヤへ。
近くまで来ると店の前にけっこうな車が。こんな人気店とは知らなかった。
トングとトレイの片づけが間に合わないくらいの繁盛ぶりだ。
市内を出て海南市方面へ、あむーるおりとへ向かう。
ここも国道沿いだが駐車場完備。
次が本日のメインイベント、山奥のパン屋シリーズその2、岳人だ。
前回のドーシェルよりさらに奥にある。
事前調べが足りず、本来ならこの店は開店前に到着していないと売り切れる可能性があるらしい。
特に人気のクリームパンはこの時間(まだ昼にもなってないが)では到底買えない。
案の定、半分くらいのパンがなくなっていたがとりあえず購入。
山道を戻って紀の川方面へ抜ける。
この先は一応予定してあるが変更を考えていた。
というのは、今回の下調べで和歌山のご当地スーパー「オークワ」にスーパー内ベーカリーがあることがわかった。
その調査をしたいのだ。
その前に、よつばベーカリーブレッディーズへ。
店の横に半分切れたワーゲンがあった。撮るの忘れたな。
さて、ここから市内に向けて戻りつつ、ママベーカリー調査開始だ。
手当たり次第にオークワへ立ち寄っては確認する。
店内にパン工房がある店とない店があった。これはやはりライフ基準を適用すべきだろう。
そして調べていくうちに、不可解なことがわかった。
一部のオークワは、テナントとしてリトルマーメイドが入っているのだが、ママベーカリーの商品ラインナップと全く同じなのだ。
ということは、タカキベーカリーの供給で独自屋号を展開するつもりなのか。
某大型掲示板によると、市内のオークワではリトルマーメイドからママベーカリーに代わっているという情報があった。
今のところ確定した情報はないが、恐らくはそういうことではないだろうか。
謎を残しつつ、第3回和歌山パン祭りは無事終了となった。
今年も市中引き連れまわしの刑にした友人には多大な感謝を贈る。
来年はもっと面白いルートにしよう。写真も全然撮ってないしw

ぱぱんアワード2017

近年は別の趣味の都合で冬場に集中して取材するようになった。
そのため、データ更新がしばらく滞るわけだが、今年はちょっとシャレにならないくらいの閉店ラッシュだった。
私が知らないだけでラッシュではないのかも知れないが、マップにどれだけ閉店マークを付けたことか。
一番驚いたのはモノポールの閉店だ。
この時期、今年はどこのシュトーレンを買おうかと悩み、いつかモノポールのシュトーレンを食べたいと思っていたら、もう永遠に買えないわけだ。
去年実はクリスマス時期に訪問していて、そのときに在庫があるかどうかわからないがとりあえず聞くだけ聞けばよかったと後悔している。
みもすパンの倒産も大きなニュースだった(今月知ったわけだが)。
でその鳥羽の跡地に、恐らく居ぬきで幸せの100円パン職人が入ったようなのだ。
御園橋の本店や支店もいくつか閉鎖して、また新たな展開を予定していると思う。
京都水族館のすいぞくパンをつくっていたサニーサイドベーカリーも閉店。
新たにブルディガラフルニ京都がすいぞくパンを作ることになったようだ。
名店の移転も相次いだ。
北区にあったみずいろぱんが福知山に移転、なかなか行けない京都西地区にあったフレッシュベーカリーベンは、飛騨高山に行ってしまった。
地元の京都でさえこういう状況だから、他府県のなかなか行けないパン屋の栄枯盛衰ぶりは推して知れよう。
というわけで、春になるまでガンガンパンを食べまくりたいと思う。
そんな今年のアワードは如何に。

・あまパン部門
あんバターサンド:YUMEYA
長細いフォルムに隠されたポテンシャル。

クラップフェン:進々堂
大手メーカーから久々の衝撃。

マスカルサンド:パネッテリアオークラ
ホテルメイドとは思えないこの駄菓子感。

シュトーレン:トコハベーカリー
スタンダードながらもシュアな品質。高額なだけに裏切りは許されない覚悟が見える。

・うまパン部門
キーマカレー:トムソーヤー
カレーパンにはキーマカレーというのが最強である証拠。

大辛口カレーパン:パンバーン
激辛なのにうまいという相反性を保った逸品。

塩パン:セイジツベーカリー
これぞ私が求めていた塩パン。京都一認定。

・まじパン部門
パンドミ:ル・シュクレ・クール
クロワッサン:ル・シュクレ・クール
やはりさすがとしか言いようがない。だがこれで不味かったら本当にどうしようもない。

テクノ山食パン:テクノパン
一斤まるまる買ってテクノカットで食べるべし(謎

そして、今年のぱぱんアワードは、
クラップフェン:進々堂
高島屋限定だったが今はたぶん全店舗にあると思うのでぜひ。

ぱぱんショップアワードはこちら。
パンバーン
駅から遠いがぜひ訪問してパンではなく店主に圧倒されてほしい。もちろんパンもおいしい。

今年もおいしいパンをたくさんありがとうございました。
来年もおいしいパンをよろしくお願いします。

ぱぱん散歩:長原から八尾

谷町線の長原駅前に、ナガヨシ堂というおもちゃ屋がある。
大学を卒業して車のプラモにハマっていた頃、何度か足を運んだことがあった。
プラモデルだけではなく、古いフィギュアやゲームが山のように置かれていたが、今でもやってるのだろうか。パン屋を巡るついでに寄ってみた。
ぱぱん散歩:長原から八尾
だが、まだ開店しておらず、店のおっちゃんとおばちゃんが掃除をしていた。
営業は昼からだったらしい。
そのビルのテナントに「クラム」がある。
若干がっかりしながら本来の目的に戻る。
今日はここから八尾へ向かう。
次はすぐ東にある「YUMEYA」だ。
長吉長原銀座商店街の近くにある。
ぱぱん散歩:長原から八尾ぱぱん散歩:長原から八尾ぱぱん散歩:長原から八尾ぱぱん散歩:長原から八尾
店はほとんど閉まっていたが、ちらほら開いている店もあった。
そしてこの辺りは、なぜかたこ焼き屋が多かった。
多かったというか、道すがらにたこ焼き屋が4、5件あったのだが、その全てに客がいたのだ。
京都のたこ焼き屋は午後から夕方以降夜にかけて開店しているところが多いので、なかなか昼間に食べることができない。
もしかするとこの辺りでは休日の昼はたこ焼きという慣習があるのかもしれない。
たまには食べたいなと思いながら、次はさらに東に行った「ボンシャンヌ」。
たこ焼きのパンかなんかあったら間違いなく買っていた。
この辺りは住宅街の密度が濃い。ほとんどが集合住宅だ。
そして川が多い。
昔は大和川からの水運が発達していたようで、船着き場の跡があった。
ぱぱん散歩:長原から八尾ぱぱん散歩:長原から八尾ぱぱん散歩:長原から八尾ぱぱん散歩:長原から八尾
街並みにもどこか古びたものがある。
ぱぱん散歩:長原から八尾
JR八尾駅に向かう途中にあるのが、「une noix」。
住宅街の中にぽつんとあるお洒落な店のパターンのやつだ。
JR八尾駅を越えてすぐのところに「ぱんのいえ八尾店」がある。
ぱぱん散歩:長原から八尾
そこから近鉄八尾駅を目指す途中に、「トントンレミー」がある。
フランス人のオーナーは不在だった。残念。
近鉄八尾駅前のファミリーロードという商店街にあるのは、「ホームベーカリーキムラヤ」。
ぱぱん散歩:長原から八尾ぱぱん散歩:長原から八尾ぱぱん散歩:長原から八尾
この商店街もお世辞にも賑わっているとは言えなかった。
その商店街の通りを北に行くと、「ニューリーボーン八尾本店」がある。
近鉄八尾駅の北側にはアリオ八尾という複合商業施設があって、八尾はそこが一番集客力があるようだ。
そうだ、確か駅前には西武八尾店があって中にドンクがあったはずだと行ってみると、何か様子がおかしい。
どうやら閉店したようなのだ。
ぱぱん散歩:長原から八尾
店内ではまだかなりのテナントが営業しているが、それでも半分以上の売り場は閉鎖されている。
私の前を歩いていた親子連れは、その変貌ぶりに悲鳴とも感嘆ともつかない声を上げていた。
もちろん、ドンクも閉店していた。
そして近鉄八尾駅にあったはずのサンエトワールもなくなっていた。
ぱぱん散歩:長原から八尾
西武八尾店の跡地には新しい商業施設がオープンする予定と聞いている。
おいしいパン屋がテナントとして入ってくれることを祈るばかりだ。

ぱぱん散歩:第2回和歌山パン祭り

南海和歌山市駅のある建物は、友人曰く建て替えられるそうだ。
再開発というやつだ。
そういえば、初めて和歌山に来たときからずっとこの眺めだ。
次に来るときはがらっと変わっているのだろうか。
一軒目は「ソレイユ」、市駅より南東の方向だ。
スケジュールの都合で日曜日しか空いてなかったので、回れる店も限られてくる。
今日はここからぐるっと山を回り込んで橋本市方面へ向かう。
しかし海南市までに回った二軒がことごとく閉店していた。
特に、海南駅前にあったカワ海南店が閉店していたのには驚いた。
駅前のパン屋が閉店するなど、どれだけ人の流れがないのだろう。
友人も嘆いていたが、和歌山中心部の商店街も同様にほとんど人がいないだけに、事は深刻だ。
気を取り直して、山奥の人気店「ドーシェル」に向かう。
貴志川沿いの国道からぐるっと回って、途中の道では雪が残っているところもあった。
こんな山奥にパン屋を建てるなど、どんな道楽もんだろうか。
着いてびっくり、そんなパン屋に人だかりである。
辺りに駐車している車はざっと二十台以上はあった。
田舎のコンビニでもそれほどの車は停まっていない。
駅前のパン屋が潰れているかと思えば、こんな山奥のパン屋に人だかりである。
まったく、素人に商売はわからん。
そそくさと買い物を済ませて、山を下りる。確かに景色はいい。
ぱぱん散歩:第2回和歌山パン祭り
景色ついでに、途中にあるダムに寄った。
ダムというより、地図には貯水池と書いてあった。小さなダムだ。
ぱぱん散歩:第2回和歌山パン祭りぱぱん散歩:第2回和歌山パン祭り
和歌山はあまり水不足で困るイメージはない。雨も多いから大丈夫なのだろう。
山を下りて北東の紀の川市へ向かう。
次は「フルリール」だ。
この辺りは桃の名産地で、「あら川の桃」は私も聞いたことがある。
国道沿いの至る所に桃の低い木が立ち並んでいる。
こんな街中の車の多いところであんなにおいしい桃ができるとは。
今度はぜひ桃の季節に来たいものだ。
しばらく紀の川の南を走る。
ぱぱん散歩:第2回和歌山パン祭り
しかし和歌山は、みかんを始め、桃、梅など、いろんなフルーツの名産地だ。
フルーツで町興しでもしたらええのに。
もう一つ、柿の名産地が九度山だ。
そんな九度山の道の駅にある「パーシモン」。店名もそのまま柿の木の意味だ。
もちろん柿のパンもたくさん。これは買わずにはいられない。
柿ソフトも食べたかったが今度にしよう。
予定ではここで引き返すつもりだったが、時間に余裕があるので奈良県五條市へ向かうことにした。
奈良の人気店「ヤムヤム」がある。
紀の川を渡り、どうしても高速へ誘導したいナビと戦いながら到着。
途中に道路を横切る高架があった。鉄道跡だ。
ぱぱん散歩:第2回和歌山パン祭りぱぱん散歩:第2回和歌山パン祭り
調べると、五新線という五條市と新宮市を結ぶ予定だった鉄道らしい。
五條市内の一部で先行開業していたが、計画が途中で頓挫して廃線になった経緯がある。
なかなか興味深い。
寄り道が過ぎていい時間になってきたので、今度は無料の京奈和道を走る。
たまにはナビに従ってやらないとへそを曲げそうだ。
次は岩出市にある「やまぐち」。
だいぶ和歌山のほうへ戻ってきた。
上淡路街道という旧街道沿いにさらに西へ。
ここから、阪和自動車道のSAにあるパン屋へ向かう。
下道から行けるルートがあるらしい。
とても地図を見ながらでないと行けない道だが、なんとか到着。
紀の川SA下り線にある「トートル」だ。
このSAは高台にあるので景色もいい。
ぱぱん散歩:第2回和歌山パン祭り
最近こういうSAにあるパン屋さんも増えていると聞く。
再び街道に戻り、最後に目指すは「パリジャン」。
道からあまりに奥まったところにあるので、だいぶ行き過ぎてしまった。
これにて予定終了、と思ったが、最後にイオンモール和歌山へ外観を押さえに行く。
チェーン店は買い物をせずに建物の外観だけ撮るのだ。
イオンモールはどこでもでかいが、和歌山はとりたててでかい。
市内の商店街は誰一人いないのに、郊外のイオンモールは人だかりである。駐車場も満車ばかりだ。
ぐるぐる回って幸運にも出入口に近いところに停められた。
これだけ広いと外観もフレームに入らない。
フロアガイドを見ていると、イオンベーカリー以外のパン屋があることに気づいた。
「アルティジャーノ」だ。
フジパンストアーのブランドで、確かにフジパンストアーの商品も確認できた。
これにて第2回和歌山パン祭りオールオーバーだ。
帰宅して、海南市の店を閉めたフランス人シェフが気になって調べてみると、市内のスーパーの一角に店を構えているらしい。
よーし、第3回和歌山パン祭りのターゲットだ。
友人が隣で目を細めている。。。

取材協力:T氏

ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘

京都を出る頃には雪がちらついていた。
大阪はたぶん大丈夫だろう。
東大阪は京都から行くと非常にアクセスが悪い。
一度大阪市内まで出るか、京阪交野線からJR片町線に乗り継ぐしかない。
用事があったので一度梅田まで出て、そこからJR東西線へ乗った。
昔はこれでよく神戸へ仕事に行ったものだ。久々に乗る。しかし方向は逆だ。
ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘
JR住道駅は高架駅で、北口は2階に相当する。
私は南口へ出たかったのだが、道が分からず若干迷う。
一度下のスーパーへ下りないといけないようで、駅の南口というよりスーパーの出入口だ。
1軒目は「ベーカリーショップルーブル」。
公園を抜けるとすぐに見つかった。昼前だったので親子連れで満員だ。
しかし住道もかなりの寒さだ。強風が容赦ない。
西へ向かい、「Gabiのパン」を目指す。
イズミヤ住道店の近くにあるのだが、そのイズミヤが店舗建て替えで閉店していた。
辺りの寂しさが北風に増幅される。
ここは名店なので客足が絶えることはないだろう。
親切なマスターにお礼を言う口も寒さで凍る。
「エピシェール住道店」はチェックだけして、駅の北へ向かう。
ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘
寝屋川を越える。
橋が駅に直結していて、車が入れない珍しい駅前だ。
橋を渡ると、京阪百貨店を中心に商店圏が広がる。
その京阪百貨店内にある「マリーカトリーヌ」を目指す。
そういえば、京阪百貨店に入るのは初めてだ。
同じフロアにある「コペンハーベスト住道店」もチェックしてまた寒い外に出る。
寝屋川沿いを歩いて野崎へ向かう。
ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘
川と言っても愛想のないコンクリ護岸の面白くない川だ。
ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘
ぼんやり壁の絵を眺めて歩く。
途中で別の川沿いを山に向かって歩く。
ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘
生駒の山がだんだん近づいてきた。
片町線の線路を越え、駅前の商店街を進むと、「バードプルーム野崎」がある。
なかなかパワフルな店だ。
同じ商店街にあるスーパーに果物を漁りにふらっと入ると、50以上はあろうかと思われる品揃えに圧倒された。
リンゴだけでも10を軽く超える。天満市場でもこれほどは揃わない。
安売りのリンゴを買う。
そのまま商店街の道をまっすぐ山へ向かって進むと、野崎観音がある。
ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘
階段を登っていくと、程なく本堂が見えた。
ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘
お参りしてちょっと一休み。
ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘
大阪市内が見渡せるが、木の枝が若干ジャマだった。
ここから東高野街道沿いに北上する。
ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘ぱぱん散歩:住道から忍ケ丘
途中で狭い方の国道170号線に合流、歩道がないので気を付けよう。
国道を外れて、JR四条畷駅を目指す。
「サンエトワール四条畷店」をチェックして、さらに「ナワテベーカリー」を目指す。
店に入るやいなや、おばちゃんと話し込む。
もちろん初対面だ。
こういうおばちゃんの気さくさも人気の一つかもしれない。
再び国道に戻ると、コンビニがあったのでたまらずカウンターコーヒーを買う。
今日はさすがに身体を温めないと。
国道163号線と交差して、さらに北上。
忍ケ丘の「エクスアンプロヴァンス」が今日最後の店だ。
さあここから帰りも一苦労だ。
帰りはJRで河内磐船まで行って、そこから京阪交野線に乗り継いで帰った。
近くて遠い東大阪巡りだった。

ぱぱんアワード2016

今年は忙しいながらも休みは取れたが、どうしても虫撮りに時間を割くので、パンの取材が冬場に集中する。
そのためあまり新規取材は進んでいない。
それでも京都市内はほぼ制圧した感じだ。あと20軒ほど残すのみである。
京都以外の取材にも力を入れていきたい。
さて、そんな中での今年のぱぱんアワードはどうなるのだろうか。

・あまパン部門
スパンダワー:アンデルセン
デニッシュの最高峰。まさにデニッシュたるデニッシュ。まあ食べてみて。

フレンチトースト:ポエット
抜群のCP。これぞあまパンの王道。

ブリオッシュカネル:エトルタ
史上最強のブリオッシュ。ここにあり。

・うまパン部門
フィセル明太子:ポエット
フランスパンと明太子の組み合わせが最強という証拠。

キャベツ焼き:ポシェット
粉もん系はおしなべてけっこううまい。

ハンバーガー:こぱん
ファストフードのわけのわからんハンバーガー食うのはやめてこれ食っとけ。

・まじパン部門
LAND食パン:LAND
濃厚な食パン。形も少し変わっている。

ラウンド食パン:ベーカリーファクトリー
市民権を得つつある丸食。サクサク食感がやみつき。

そして、今年のぱぱんアワードは、
スパンダワー:アンデルセン
デニッシュオブザデニッシュ。ありがとうデンマーク。

ぱぱんショップアワードは二店舗。
LAND
品数は少ないがどれを選んでもうまい。派手さはないが確かな味。

ファイブラン
まさに今年の台風の目。あの激戦区に打って出て堂々の戦いぶり。恐怖すら覚えるほどだ。

今年もおいしいパンをたくさんありがとうございました。
来年もおいしいパンをよろしくお願いします。