今日、商店街を歩いていたら「テナント募集」の張り紙が貼ってあった。
実はこの店は、このブログの記念すべき最初の記事の店であった。
この付近は近くに「eze bleu」「アルチザナル」などの人気店があり、加えて2014年に「ボナペティ」という100円パン屋が開店したことで、かなりの激戦区になっていた。
やはり「ボナペティ」にかなりの顧客が流れたと思われる。
店がある出町桝形商店街も、出町ふたばという京都でも屈指の和菓子屋があったり、アニメ「たまこまーけっと」の舞台となったことなどで、集客自体は増えていると思うが、売り上げにつなげられる店とそうでない店があるような気がする。
現に今でもシャッターを下ろす店が少なくないのだ。
久しぶりにあの店のパンが食べたいなと思って、店がなくなっていることの衝撃は計り知れない。
カテゴリー: ぱぱん
アワード記事とか散歩記事とかお知らせとか
ぱぱんニュース:志津屋ウェブサイトリニューアル
正直、これまでのサイトは見難く、リンクエラーもあったりしてどうしようもない状態だった。
今月初旬にデザインを一新、暖色系をベースに見やすいデザインとなった。
ただ、リニューアル早々ページトップには消費期限誤表示のお詫びがどかんと載っている。
品質には影響ないが、気を付けてもらいたいところである。
ぱぱんコラム:製パンメーカーとベーカリーショップ
コンビニやスーパーでよく見かけるパンは、主に製パンメーカーが製造している。
工場でいろんなパンを製造して、それを店に卸す。
では、そういった製パンメーカーは、その製パン技術を生かしてベーカリーショップを経営しないのか。
実はほぼ全てのメジャーメーカーでそれは行われている。
ただ、表だって名前やブランドを出すわけではなく、どこかひっそりと行われているのが現状だ。
いくつかご紹介しておこう。
・山崎製パン
最大手である山崎製パンは、「ヴィドフランス」「サンエトワール」ブランドで店舗展開をしている。
共に全国規模でかなりの店舗数だ。
・敷島製パン
子会社である「レアールパスコベーカリーズ」が、「PAUL」「Falar」のブランド名で主要都市デパ地下などで店舗を展開している。
また、「フォション」「PECK」「ポールボキューズ」もこのグループに属している。
一部のイオンベーカリーパン工場もこのグループだ。
・フジパン
「フジパンストアー株式会社」というグループ会社が、「パリクロアッサン」「ホルン」「ベルナール」「エピシェール」「ベーカーシェフ」「グラーノグラーノ」「モルバン」「ベルナール」「コアステージ」「フランドール」「パネッテ」という実に多彩なブランドで全国に展開している。
また、一部のイオンベーカリーパン工場も店舗一覧に名を連ねている。
ちなみに、マクドナルドのバンズ、アンパンマンミュージアムのジャムおじさんのパン工場もフジパン製である。
・神戸屋
ここに挙げる中では唯一、自身のブランド名を前面に出した「フレッシュベーカリー神戸屋」と「ブレッズコート」を全国規模で展開している。
・タカキベーカリー(アンデルセン)
創業はタカキベーカリーとしてだが、現在は持株会社制によりアンデルセングループの子会社となっている。
「アンデルセン」「リトルマーメイド」のブランドで広島から全国に展開している。
・第一屋製パン
別ブランドなどでのショップ運営はしていないが、「ベーカリーアウトレットiF」というアウトレット商品を、工場直営で販売している。
私自身も今調べながら意外な事実に驚いている。
パン業界、まだまだ奥が深そうだ。
ぱぱんエッセイ:一番おいしいパン屋
先日、天五中崎商店街にある「ブルンネン」での出来事。
パンを選んでいると、一人のお客さんが。背中を向けていたので、外国人の女性ということしかわからなかった。
理由はわからないが、どこか忙しい様子が背中越しでも窺えた。
するといきなり、「Can you speak english?」という声が聞こえた。店員にではない。私にだ。
ここのパンのことを訊きたいのだろうか。しかし私のプアな英語力では理解はできるが伝えることはできない。などと答えるヒマもなく、彼女は私に向かって英語でまくしたてた。しかもちょっと興奮した様子で。
どうやら、ここのパン屋がとても素晴らしく、一番おいしいパン屋だということを私に説明してくれているようなのだ。
もちろんここがおいしいパン屋だということは知っているが、大阪には他にもおいしいパン屋がたくさんあり、ましてや京都にはもっともっとおいしいパン屋がたくさんある。と言い返したかったが、できるはずもない。
店員さんが流暢な英語で答えた後、私にも彼女が言ったことを説明してくれた。
その女性は息を弾ませながら私に微笑みかけた。私はそれに愛想をするので精一杯だ。
精算を済ませて外に出ようとすると、その女性は楽しそうにパンを選び始めた。
言語や文化を越えて、おいしいものは世界共通なのだ。
あの時もし私が英語を話せていたら、今頃きれいな外国人の女性と京都でパン屋巡りをしているかもしれないなあ。
ぱぱんアワード2015
今年は忙しかったこともあるが、あまり新規店舗の開拓ができなかった。
しかし食べたパンの総数がサイト開設から2000個を超えるという、記念すべき年になった。よう食ったなw
二十年ぶりくらいに受けた健康診断も何ら問題ない。
来年は京都市内全店舗制覇を目指してガンガン食っていきたいと思う。
それでは、ぱぱんアワード2015の発表といきたい。
・あまパン部門
クリームパン:タンタシオンダンジュ
パティスリーでも有名な店のクリームパン。これがまずかったら店の存亡に関わる。
ジャムパン:ユノディエール
ようやく出会えた納得のいくジャムパン。
フレンチトースト:ぱんだ
地味だがクセになる味。
・うまパン部門
カレーパン:スズパン
結局初めて食べて以来一度も食べてないが、明日にでも買いに行きたい。
クロックムッシュ:ベーカリーみやぱん
こういうスタイルのクロックムッシュを最近よく見かける。その中でも秀逸。
メンタイコフランス:ウインドベル
あまりこういうのは食べなかったが、食べてみると病みつきになった。
・まじパン部門
クロワッサン:S.KAGAWA
名店のクロワッサンはやはりハズレなし。
角食:アルチザナル
最近ちょっと歯に自信がなくなって、柔らかいのを選ぶようになってしまった。歯は大事。
北フランス:ゲベッケン
食パンともバゲットともつかない不思議なパン。
そして、今年のぱぱんアワードは、

これを超えるカレーパンは恐らくもう出てこないと思う。
ぱぱんショップアワードは二店舗。

裏通りにあるので集客が不安だが、人はおいしいパンを求めて集まってくる。私のように。

失礼な物言いをすれば、京都のパン屋は場末でもこのレベルである。恐るべし。
今年もおいしいパンをたくさんありがとうございました。
来年もおいしいパンをよろしくお願いします。
ぱぱんニュース:2000個突破!
本日で、食べたパンの総数が2000個を突破しました。
ひえええ。
サイト開設が2013年の1月なので、ほぼ丸三年での記録達成となりました。
だいたい一日二個の計算になります。
お店のみなさんありがとう。
ぱぱん散歩:枚方から光善寺
人生初京阪交野線で宮之阪駅へ。一駅だけだ。

駅前からすぐのところにある「ブンブン」からスタート。
パンは大ぶりだが安くて種類も多い。

天野川を渡り、一路枚方市の中心部へ。
駅前にはあまりパン屋がないので枚方公園方面へ抜ける。
その途中、いつも京阪の車窓から見える小高い山の階段を登ってみた。

神社に抜けるみたいだが、展望台もあるようだ。

あったあった。なんでも御殿山の名前の由来になっているそうな。

ちょっとした広場になっていて、淀川が見える。
きれいに手入れされた梅の林もあって、この暖冬で咲いている木もあった。

この辺りは東海道の宿場だったこともあって、古い町並みもあちこちに残っている。
歴史街道としても整備されており、要所にはちゃんと案内板や石碑などもあるのだ。

こんな古そうな看板もある。なんと達筆な。
枚方公園へ抜けると、ひらパーの近くにあるのが「イロハベーカリー」だ。
ひらパーの近所なのに日曜定休というなんともったいない。
駅の反対側、淀川方向へ抜けると、公設市場の向かいに「アユートウチヤマ」がある。
小さな店だがどこか底力を感じる。
この辺りも歴史街道になっていて、古い建物がいっぱいある。
その中にあるのが「ひねもすぱん」だ。
場所がちょっとわかりにくいので、事前にしっかり調べるといいだろう。

私も間違えたことだし。
さて、歴史よりもパンなので住宅街を光善寺方面へ。
だいたい各駅前に一つはパン屋があると思っていい。
光善寺も小さな駅だがちゃんとある。その一つが「パンジョイ」だ。
しかし残念ながら、12月30日で閉店してしまうそうなのだ。
今回のこのルートを選んだのも何かの縁だろうか。
久しぶりに行ったパン屋が閉店していたときのショックは計り知れない。
以前中津の「ヌーベルキムラヤ」へ久々に行ったら、閉店どころか店ごときれいさっぱり無くなっていたときはショックを通り越して笑うしかなかった。
最初で最後のパンになってしまったが、しっかり味わって食べよう。
今日最後の一軒は「わくわくえがお」だが、実は事前調査で場所が不明だった。
住所だけはわかっていたのでそれを頼りに探してみると、移転していた。
来年からは光善寺のパンはこの店が背負うことになるのだろう。
この辺り、賑わいはあるが空き店舗も目立つ。
光善寺駅前デパートがそうだ。

店舗はあるにはあるが、活気がまるでない。
駅チカの利便性のいい場所なのだが、もったいない。
住宅街で商圏人口は少なくないはずなので、なんとか盛り上がってもらいたいものだ。
ちょっと食べ過ぎたので、香里園まで足を延ばして帰宅。
香里園は香里園でいずれまた。
参考サイト:枚方つーしん
ぱぱん散歩:和歌山上陸

絶好のパン日和である。
「なんでおっさん二人でこんなええ天気にパン屋巡らなあかんねん」
運転席で愚痴る友人はさておき、絶好のパン日和である。

和歌山へは数えるのが無駄なくらいもう何度も来ている。
ここ十年以上ほどはごぶさただった。街のいろんなところが様変わりしていた。
今日の生贄である和歌山在住の友人と、いつものように南海和歌山市駅で待ち合わせる。
車が使えるので長距離ルートを組んでみた。
最遠の田辺へ行く前に、今日の一発目は「ベーカリーパレード」に寄る。
和歌山で一番人気と噂の店だ。
開店直後ということもあるが、噂に違わず店の前は客の車が路肩に列をなしている。
今日は遠方なので軒数を稼ぐために、購入は一軒一つと決めていたが、もう破ってしまった。先が思いやられる。
高速に乗って一路田辺へ。
バカ話をしている間に到着。次は「デンマークベーカリー」だ。
店はわかりやすい場所にあるが、高速のICからは若干複雑なので少し迷ったが到着。
デンマークっぽいパンを探したが見当たらなかった。
そもそもデンマークっぽいパンって何だ?

海を眺めるヒマもなく、再び高速へ戻り、今度は御坊市へ。次は「ボナペティヤナギヤ」だ。
友人もこの店は来たことがあるらしい。そのときより店は大きくなっているそうだ。
結局また二つ、一応小さいパンを買ったがどうも一つだけ買うというのは忍びない。
国道42号線で湯浅町を目指す。
途中、山間に風力発電の風車を見つけた。

かなりの数だ。どうやって建てたんだろう。
山裾を抜け、湯浅町に入ると、醤油の工場があちこちに見受けられた。
「ここは醤油発祥の地やで」
友人の蘊蓄を話半分に聞いていると、次の店「カワ本店」に着いた。
実は大阪の本町にも店があり、ちょくちょく利用している。
今日は本丸攻略だ。
なんでも、ご当地バーガーグランプリを受賞したハンバーガーがあるとかで、これは食べずにはいられない。
ということで、寒風吹きすさぶテラスでランチとなった。
軽減税率が導入されれば、これは10%になるのだろう。
そろそろ胃袋が限界に近づく中、和歌山市内へ戻る。
みかんで全国的に有名な有田市を通過中、川沿いの山の斜面全てがみかん畑だということを知った。


もう収穫はほとんど終わっていたが、収穫前はこの山一面がオレンジ色になるらしい。凄い規模だ。
市内に戻り、残すは3軒。まずはホテルグランヴィア和歌山から。
ホテルベーカリーは値段が高いイメージがあるが、街のパン屋と変わらない店もたくさんある。
「パスワード2」もその一つだろう。
ホテルの中ではなく、別棟建てになっているのも利便性がいい。
結局二つ買ってしまった。もういいや。
次は、ぶらくり丁にある「なかたや」だ。

私も話には聞いていたが、この閑散具合は予想を遥かに超えていた。
京都で言えば、新京極に全く人がいないのと同じである。
なんとかしろよ和歌山市。
最後の店は、フォルテワジマ内の「ピノキオ」だ。
建物の外観を撮っていても、入る人はおろか、通りかかる人さえいない。
危機感を持たない市民にも責任はあるぞ、友人よ。
こうして怒涛の和歌山パン巡りは終了した。
業者のように大量のパンを抱えて帰る前に、まだ一度も食べたことのない和歌山ラーメンを。

実はこれが一番目当てだったりして。
取材協力:T氏
ぱぱん散歩:小倉から六地蔵

JR奈良線小倉駅は、ホームから一旦地下を抜けて外へ出るので、さすがの私も地図を見ないと方向が全くわからない。
今日のルートは地図と首っ引きで歩くことが多くなるだろう。
駅前は地図で見ると整然と開発された住宅地だ。
一路「ボンヌミッシュ」を目指す。
確かにわかりにくいが、駅からはそう遠くはなかった。程なく到着。
やはり土地柄か抹茶を使ったパンが多い。
さて、次の店までが今日は一番ややこしい。
大きな通りを辿れるルートがなく、完全に地図を見ながら歩くことになる。
この辺り、住宅地なのだが妙にアップダウンが多い。
道順としては複雑ではないので、地図さえあれば容易に辿りつける。
今日の二軒目、「コペッツ」に到着。
白いきれいな店だ。ここもやはり抹茶系パンがある。
もう各店一個ずつ買うか。
次の店は、道順としては目の前の府道を真っ直ぐ行くだけだが、店舗がわかりにくいところにある。
買ったパンを食べながら府道を歩く。12月とは思えない暖かさだ。
なんとか店を見つけることはできたが、道路の反対側だ。
この府道、交通量こそ多くはないものの、車がなかなか途切れない。
信号も横断歩道もない交差点を渡らなければならない。
5分くらい待ってようやく渡れた。次は「プティワゾー」だ。
民家の二階を改装したような店内。近所のおばちゃんのところに買いに来たような雰囲気だ。
ここだけの話だが、食べログの星は所詮他人の評価である。何千人何万人が評価したところで結局はあてにならない他人の舌である。ぜひ自分の舌で確かめていただきたい。
更に府道を進むと、宇治市の中心街に辿りつく。
この宇治橋通商店街にあるのが「モグモグベーカリー」だ。
あの「たま木亭」の親御さんが経営しておられるそうだ。
そんな情報なしでも、この品揃えは圧巻である。

宇治川を渡って京阪沿いに北上する。
このまま行けば「たま木亭」があるので、二年ぶりに寄ってみよう。
と思いきや、まさかの新店舗発見。いつの間に。
前とは比べ物にならない大きな店舗になっていた。店の前に駐車場もできて、相変わらず長蛇の列だ。
並ぶのは嫌いなのでやっぱりパス。

新店舗の繁盛をよそに、旧店舗がどこか物憂げな佇まいを見せていた。狭い店に毎日毎日人だらけでようがんばったな。
となると「中路ベーカリー」には寄っておこう。ついでみたいで申し訳ないが。
ここの「たこ焼きパン」が大好きで、今日も後ろ髪をひかれながらもなんとか思いとどまってカレーパンを買った。
こういう買い食い散歩のとき必ず一つはカレーパンを買うことにしている。
そのカレーパンを食べながら府道を歩いていると、散歩に連れられていた黒柴ちゃんが私の前を横切って左手の道へ歩いて行った。
するとその黒柴ちゃん、首を折らんばかりにぐいっと振り向いて私のほうをずっと見ている。
おばちゃんが引っ張ってもずっと見ている。あまりのガン見ぶりにおばちゃんも「すいません」と謝る始末。
怒っている感じではなかったようだが、そんなに気になったのだろうか。それともカレーパンのせいだろうか。

六地蔵の次の店までもうちょっとある。てくてくと歩く。

街中でもこんなに茶畑が広がっている。今日のパンもお茶だらけだ。
府道から分かれてしばらく歩くと、六地蔵の御蔵山商店街に出た。
次はこの商店街にある「ペリオラ」だ。
お世辞にも賑やかな商店街ではないが、しっかりと地に足が着いている感じがする。
隣のコロッケは、今日はパンなのでぐっと我慢。
六地蔵の旧街道から京阪の駅に抜け、そこから外環状線沿いに歩く。

京阪桃山南口駅前にあるパン屋に寄る予定をしているが、その先のフレスコに用があるので後回しにする。
と、予定になかったパン屋を見つけた。念入りに調べているつもりだがこういうこともある。
ちょっと気になったので予定変更、「リベール」だ。
六地蔵周辺はパン屋が薄く、チェーン店などを除けば数えるほどしかない。
そういう意味では重要な店舗だ。
これで本日の予定は全て終了。ちょっと買いすぎたな。
ぱぱん散歩:上牧から山崎
阪急京都線上牧駅へ降り立つ。
目の前に山が迫り、淀川に挟まれたこの狭いエリアに、名神高速、新幹線、JR東海道線、阪急京都線、国道171号線がひしめきあう。
まずは駅前の2店舗を探す。
一番の情報源は(というかそれしかない)食べログなのだが、駅に一番近い店が見つからない。
後にわかったのだが、その店は位置情報が間違っていた。やはり一般人の情報は編集責任がないので確度が低い。事前にもうちょっと突っ込んで調べればわかったものなので悔やまれる。
もう一つの店は、残念ながら閉店して別の店になっていた。
いきなり出鼻をくじかれてしまった上牧編。先が思いやられる。
国道を横切り、住宅街に入る。
地図を見ないとまずわからない場所にあるのは「一斤屋」だ。
学校の裏手からぐるっと回り込むように歩くと、小さなスーパーの近くにあった。
店に入るとカレーのようないい匂いが。
匂いにつられてカレーパンを買おうとすると、その匂いの主が焼きたてでやってきた。
それともう一つ買って歩きながら食べる。これはなかなかだ。
国道に戻り、阪急水無瀬駅を目指す。
国道沿いを歩くのはあまり好きではないのだが、裏道もないほど狭いエリアなのだ。
水無瀬駅前で今日二店舗目「Pao」。高架下の商店街があったのでしばし探索。
シャッターを下ろしている店もあるものの、そこそこ活気がある。
駅前へ戻り、JR島本駅の方向へ歩く。
もう一軒この辺りにある店は、残念ながら定休日。
島本駅の手前で西国街道に入る。
旧街道沿いは散歩にもってこいの道だ。
いろんな風景に出会える。

山崎駅に近づくと、トンネルが見えた。


身を屈めないと通れない低いトンネルだ。
地元の人は自転車に乗ったまますーっと潜っていく。
ここの山崎駅の近くにあるのが「エトルタ」。
今日は今年生まれたご子息が一日店長ということで、実は今日のルートもこの店に来るために組んだようなものである。
店長はお母さんの背中に負われてすやすやとお休み中。
あまり頻繁には来れないが最低でも年に一回は来ることにしている店だ。
カレーパンを食べながらこれで帰ろうとしたが、せっかくここまで来たので「パヴェナチュール」まで足を延ばすことにした。
しかしこの店へ行くためには急坂を登らなければならない。
えらいところに店を建ててくれたものだ。
山崎聖天へ続く階段を登り切り、息を切らせながら店にたどり着いた。
12月に入ってシュトーレンをまだ買ってなかったので、あったら買おうと思っていた。
ラスト一つ、シュトーレンゲット。
日曜日の昼時ということもあって、イートイン席は家族連れやカップルなどで満席だった。
この先、西国街道沿いにもちらほらパン屋があるのだが、今日はもうお腹いっぱい。
長岡京市の路側帯の白線はたけのこ色だということに気づいて帰路についた。
